洗車とチェーン掃除|スーパーカブ C125(2024年モデル/JA71)
バイクの汚れは思い出
「北海道バイクフェリー登山旅」から帰ったので、このへんで洗車したいと思います。
汚れが、仕上がってますね。
他にも、雨で濡れたあとは、水で流してさっと洗車した方が錆を防げます。
バイクシャンプーには防錆(ぼうせい)効果のある成分が含まれています。
単純な雨だけじゃなくて、ゴミもついたり、海沿いの道を走ったら、道路に塩が含まれていることがあるので、その塩分が雨と共にバイクにあたります。
必要な道具
洗車とチェーン掃除に必要な道具は、
- 車体を洗うための、バイクシャンプーとスポンジ
- チェーンを掃除するための、チェーンクリーナーとブラシ
- チェーンにさすオイルとして、チェーンルブ
- バイクを拭きあげる、マイクロファイバークロス
です。
全体の流れ
全体の流れは、
チェーンケースを外して、チェーンを掃除して、バイク全体を水洗いして、バイクシャンプーとスポンジで洗って、水で流して、拭きあげます。
チェーンルブをさして、チェーンケースを取り付けたらスッキリ洗車完了です。
洗車とチェーン掃除
エンジン、マフラー、ブレーキなど、冷えた状態で洗車します。
1/10 防水
濡れて欲しくないところには、養生テープなどで保護します。
2/10 チェーンケースを外す
チェーンケースを外します。ボルトは4カ所です。
3/10 チェーン掃除
チェーンクリーナーとブラシで、チェーンを掃除します。
チェーンの掃除は、必ずエンジンを止めた状態で、さらにギアをニュートラルに入れてください。
タイヤの後輪の部分の歯車を「スプロケット」といいますが、このスプロケット周りは、指を挟まないように気をつけてください。
タイヤが前に回転しているときの下、タイヤが後に回転しているときの上、ここが注意するポイントです。
そして、もし挟まれそうになっても、ギアがニュートラルに入っていれば戻せます。
軍手に関しては、指を守ってくれることもあると思いますし、逆に軍手をしていたことで巻き込まれてしまうこともあるかもしれません。
結果論となりますが、そこは考え方次第だと思います。
4/10 水洗い
全体を水洗いして、汚れを取り除きます。
このあとスポンジでこするので、傷を防ぐために、十分に水洗いします。
バイクは前方からの水には耐えられるように作られているので、あまり極端に後ろからとか、下から強く水をかけないようにします。
5/10 バイクシャンプー
バイクシャンプーとスポンジで洗います。
汚れが弱い上の方から、汚れが強い下の方へと、スポンジの柔らかい面と硬い面を使い分けながら洗っていきます。
6/10 洗い流す
水でしっかり洗い流します。
7/10 拭きあげ
拭きあげます。
ワックスをかける場合は、滑ってしまうので、ディクスブレーキやタイヤにつかないようにします。
8/10 チェーンルブ
チェーンに、チェーンルブを注油していきます。
これは水置換タイプなので、少しくらい濡れていても大丈夫です。
バイクの車体につくと落ちにくいので、何かでカバーしておくといいです。
少し浸透させたら、余計な油を拭き取っていきます。
このとき、タイヤを回す方向に注意してください。
スプロケットに巻き込まれないように、タイヤを後ろ回転にしています。
9/10 防錆
「ラスペネ」は非常に防錆(ぼうせい)効果が高いので、ボルトとか気になるところにさっと吹きかけておきます。
メッキも錆びます。メッキも超拡大すると、細かい穴が空いているので、錆が浮きあがってきます。
10/10 仕上げ
チェーンケースを取り付けます。
しっかりトルク管理をするなら、ここの締め付けトルクは、7N・m(ニュートン・メートル)です。
さいごに
今回は、バイクと一緒に自転車も洗車しました。
こういったケミカルや洗車に使う道具は、自転車もバイクも共通で使えるものが多いです。
また、バイクでたくさん走って、たくさん汚していきましょう。