iPhoneを充電しながらナビ|USB電源と、センターキャリアと、スマホマウント|スーパーカブ C125(2024年モデル/JA71)
はじめに
スーパーカブ C125に、USB電源と、センターキャリアと、スマホマウントを取り付けて、iPhoneを充電しながらナビできるようにします。
USB電源
梅雨はバイクのカスタムに適した季節です。
ネイキッドのバイクだったら簡単な作業だと思うのですが、スーパーカブ C125の場合は外装を外す必要があります。
この図の通りに外装を取り外すのが、ほとんどの作業内容です。
スーパーカブ C125の外装を外すのは初めてで、トータル3時間くらいかかりました。
撮影しながらで、たまに工程を確認しつつ部屋で涼んだりもありますが、とにかくツメを折らないように慎重に作業しました。
こんな感じでツメがかみあっている場合、どこにどういう力がかかっているのかを考えながら、へこませるか、たゆませるか、どこを曲げて隙間を作るかとか、そんなことを試行錯誤しつつの作業です。
ショップにお願いすると1万円くらいの工賃でできるみたいです。
自分でやることで、構造がわかるし、得られるものは大きいです。
1/10 パーツ
パーツを確認します。
「USBチャージャ」本体と、取り付けるための「USBチャージャアタッチメント」です。
こちらのページから、取り付け方法のマニュアルをダウンロードします。
取扱説明書/パーツカタログ | 検索ページ | Accessory Manual|Honda
2/10 ミラー
まずは一番簡単な、ミラーを取り外します。
3/10 バッテリー
間違って感電したくないので、バッテリーのマイナス端子を外します。
そのために、バッテリーのカバーを外します。
こうやってバッテリーにアクセスできるなら、ここから直接電気を取ればいいじゃないかという考えもあるかと思います。
電気系統の配線は、その回路によって常にオンか、メインスイッチをオンにした時のみ通電するかの違いがあります。
今回の回路は、バイクのメインスイッチのオンオフに連動するものです。
たとえばバッテリーに直接繋げると、常に通電しているので、バッテリーが上がってしまう可能性があります。
なので、あまり高い消費電力のものはつけられませんが、停車時の防犯カメラレコーダーなどに適しているでしょう。
4/10 外装
外装を外していきます。
ぶつかって傷がつきそうなところは、随時、養生テープを貼っていきます。
まずはエンブレム、部品名は「ガーニッシュセット」です。
5/10 フロントフェンダー
フロントフェンダーのカバーを取り外します。
ピンクのマスキングテープを貼ったところのボルトを外していきます。
フロントフェンダーを外すのは、ハンドルのアッパーカバーを外すためなので、この辺はそのまま残しておくことにします。
6/10 ヘッドライト
ヘッドライトのアンダーと、リムを取り外します。
ピンクのマスキングテープのボルトを外していきます。
7/10 ハンドル
ハンドルのアッパーカバーを取り外します。
思いきって引っこ抜きます。
スーパーカブ C125にも、ちゃんとハンドルバーがあるんだなと実感しました。
8/10 USB
USBチャージャアタッチメントと、USBチャージャを取り付けていきます。
9/10 ハーネス
ハーネスが4本あるはずなのですが、見当たりません。
消去法で、たぶんここが一番怪しいので、テープを外してみます。
ハーネスが出てきました。
プラスとマイナスのペアが決まっているわけではないので、どちらでもOKです。
実際にバッテリーを繋げてテストして、問題なしです。
以前、SR400というバイクなのですが、マイナスはどこに配線すればいいのかなと思ったら、車体のフレームどこでも通電する場所につけてOKという「ボディアース」の概念を知って、衝撃を受けました。
フレームとバッテリは繋がってるんだなと。
ハーネスを束ねておきます。
ビニールテープは夏の暑さでベトベトになったりするので、ハーネステープか自己融着テープを使います。
自己融着性が高いテープで、他のものに貼り付く粘着力は弱いですが、自分自身にぴたっとくっついて、ひとつの塊になるイメージです。
キレイにまとめました。
10/10 外装
外装を取り付けていきます。
取り付けは、時間をかけて丁寧にやっていけば、そんなに難しくない印象でした。
センターキャリア
センターキャリアを取り付けて、さらにスマホマウントをつけて、iPhoneを置けるようにします。
スーパーカブC125 JA71 JA58 JA48 マルチセンターキャリア|エンデュランス
1/7 左側
バイクの左側の、レッグシールドとクランクケースのボルトを外します。
左側のクランクケースのボルトを外すときに、普通の8mmのソケットでは届かないので、ディープソケットが必要でした。
2/7 右側
バイクの右側も同じく、レッグシールドとクランクケースのボルトを外します。
3/7 取り付け
キャリア本体を取り付けていきます。
4/7 サブステー
サブステーを取り付けます。カラーとワッシャーを使いながら、ボルトで仮止めしていきます。
ボルトが紙にボンドで固定されているのですが、そのボンドが残りがちでした。
こんな場合でも、パーツクリーナーでキレイに落ちます。
5/7 ボルト
ガタ付きや、かたよりがないように全体を動かして確認しながら、すべてのボルトを締めます。
6/7 ロゴ
こういったメーカーロゴは外したいタイプなので、剥がせるようになっているのは良かったです。
7/7 バッグ
センターキャリアにバッグを取り付けてみました。しっかりフィットしていい感じです。タイのメーカーのバッグです。
スマホマウント
センターキャリアのバーに、iPhoneを取り付けられるようにします。
このスマホマウントには、ダンパーやショックアブソーバーと呼ばれる、振動を吸収するものが付いています。
振動でiPhoneのカメラの故障が多発しているので、振動を吸収する構造は必須です。
スマホマウントは、ハンドルをMAX切ってもあたらない位置で、見やすくて邪魔にならないところを探って、この付け方がしっくりときました。