千日回峰行の道を経て比良比叡トレイル
比良比叡トレイルって?
「比良比叡トレイル」は、琵琶湖の西側、坂本から朽木(くつき)までの50kmちょいを歩くコースです。
低山だけどアップダウンがあるので、累積標高は4,000mくらいあります。
1日で歩ける距離ではないので、1泊か2泊することになりますが、途中、正式なキャンプ場はないので、どこか良き場所をみつけてビバークすることになると思います。
また、飲み水を確保できる水場の数が限られているので、水を濾過できる浄水器は必須です。
振り返り
千日回峰行の道を通ることを意識したからか、この場所がそうなのか、これまでにないくらい自分の内面と向き合えた。
体力が落ちて万全じゃない中でのロングトレイルは無謀だったなと。
ここ比叡山ではなく、大峯の千日回峰行の満行者である塩沼亮潤さんの言葉で、「モチベーションが最大値の100でなければ達成できない」が響いた。
過去のロングトレイルの成功体験を信じて、その頃よりも体力が落ちていることから目を背けて、そこにいけばなんとかなるという想いがあったなと。
ワークアウトの座右の銘は「自分に負けない、人と比べない」と言いながらも、人の登山記録をみて、きっと自分にもできるはずと比べていたのかもしれない。
坂本から朽木(くつき)まで50kmをフルで歩く予定だったけど、2日目の朝に予定変更して下山した。
ここからまた昨日のように10時間歩くのは難しいなと判断して、潔く撤退した。
あらためて、自分の内面と向き合えたトレイルでよかった!
民宿
民宿に前泊して、出発。
出発
この日会ったのは、お坊さんふたりと、登山客ひとり。
気候
気温は5℃から10℃くらい。登りは汗をかくので半袖でちょうど。
止まると寒いので、登りじゃないときはメリノウールのパーカーを着てました。
コース間違い
コースは間違いやすいところが多いです。
焚き火跡
焚き火の跡。
蝉の抜け殻
来年の夏まで残ってやりますねん感。
罠
仕掛けた罠には連絡先を書いたネームプレートをつける必要があるので、放置されているだけっぽい。
神社
神社で水を補給させていただきます。
けっこう汗をかく方ですが、この寒い時期で1時間に300mlくらい必要でした。
熊よけスプレー
熊よけスプレーはすぐに取り出せるようにしてます。
急登
疲れているところでの、急登のはじまり。
ビバーク
ビバークできそうな場所を発見しました。
湯沸かし
お湯を沸かします。
テント泊
キャンプ場ではない場所でのキャンプは初めてです。
たまに風で落ち葉がテントをかする音以外、まったく物音がしません。
落ち葉のリズムが一瞬だけ足音に聞こえたりして、このロングトレイルの真ん中で、大声で叫んでも誰の耳にも届かないのだと気が付きます。
朝の琵琶湖
下山して、朝の琵琶湖。
快眠
帰宅して、12時間くらい寝ました。
山ごはん
山ごはん|米
今回の山ごはんのテーマは「おいしい米を食う」です。
アルファ米ではなく、発芽米をメスティンで美味しく炊きます。
山ごはん|梅干し
自家製の梅干しです。これめっちゃすっぱい。
ちなみに、梅干しとヨーグルトは食べ合わせがいいんです。
山ごはん|おにぎりの具材
ふりかけ界の2大巨塔の、「ゆかり」と「のりたま」です。
ふりかけをジップロックに入れて、この中に炊き立てのご飯を入れて、スプーンで混ぜて、おにぎりにします。
最後にまぶして、富山のローカルフード、「とろろ昆布おにぎり」です。
山ごはん|みそ汁
身体が冷えることが予想されるので、温かいものを身体に入れるために、フリーズドライのみそ汁。今回はこの2つ。
山ごはん|カップ麺
身体が暖まって、簡単に作れるもの。今回はこの2つ。
山ごはん|レトルトカレー
レトルトカレー。今回はこっち。
山ごはん|バランス
行動食は、甘い、すっぱい、しょっぱいをバランスよく、がおすすめなのですが、今回は秋山なので、夏山ほど汗だくにはならない予定なので、塩分はやや抑えてもいいかなと思ってます。
山ごはん|ガス缶
ガス缶。
ご飯を炊いてお湯を沸かすには十分な量です。
実際に使ったガスの量は30gくらい。
行動食
行動食|ミックスナッツ
ミックスナッツは、30gずつ小分けにしておきます。
行動食|スポーツようかん
スポーツようかんは、押し出すことで簡単に食べることができます。
行動食|りんご
ちょうどいい小ぶりなリンゴをゲットしました。重いのでテント泊のときには適していないのですが、あえて持って行きます。